沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、
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こんにちは!中部事務所の呉屋です!
職場でも家でもエアコンを使用しないと耐えられない日々が続いていると思われます。
屋内・屋外での熱中症には気を付けましょう!
最近のニュースで、政府は「子ども・子育て支援」の財源の一部を健康保険料に上乗せして徴収することを検討しているのをご存知でしょうか?
上乗せ徴収による負担額は2028年度で「1人月500円程度」とされておりますが、すでに年金保険料や介護保険料、雇用保険料などを合わせた社会保険料は月額賃金の3割強にまでなっております。
この法案に賛否が分かれており、働く私たちの今後の給与・保険料に関することなので注目必須ですね。
皆様の給与から控除されております社会保険料が何に使われているかご存知でしょうか?
健康保険料は、医療費に。年金保険料は、将来の年金に。雇用保険料は、失業手当や育休給付金に。
と、想像がつくと思います。
では、介護保険料はどのようなことに使われているかを今回お伝えします。
まず介護保険料とは、介護保険制度の運営に必要な費用の一部をまかなうため、被保険者が支払う負担金です。
介護保険制度とは、介護を必要とする人やその家族の負担を軽減し、社会全体で介護を支える目的から創設された制度です。
介護保険料の支払い義務が生じるのは、40歳以上の人となり、負担開始年齢が健康保険料や国民・厚生年金保険料よりも遅くから発生します。
40歳未満の方は、まだ給与から控除されてないので、40歳からは控除されることを今で覚えておいてください。
65歳を過ぎると給与からの控除ではなく、納付または年金からの天引きとなります。
介護保険で利用できるサービスには、2つあります。
〇要介護1~5と認定された方が利用できるサービス(介護給付)
〇要支援1~2と認定された方が利用できるサービス(予防給付)
介護認定を受けた対象者の方が、色々な介護サービスを低い負担額で受けることができます。
介護認定を受けていない方でも、独居の高齢者の方への見守りサービス等も介護サービスの一部となります。
どのようなサービスがあるのかをぜひご覧ください。
厚生労働省HP
給与からの控除される保険料が増えるのは、単純に手取り給与が減るので、少し悲しい気持ちにはなります。
自分の負担する保険料が、「 社会の誰かの何の為に 」使われているかを知ることで、少し悲しい気持ちが薄れる気がします。
もし、「子ども・子育て支援」の負担金の法案が施行されましたら、ぜひ詳しく調べてください。
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