沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、
そして日々の出来事を毎日楽しくお届けします！！
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こんにちは 中部事務所の呉屋です!
今日から５月が始まりますが、皆さんはゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか？
当事務所は例年通り、労働保険年度更新業務諸々でバッタバッタしております！
さて今回は、iDeCo（イデコ）の法改正が、4月・5月とありましたので、そのことにについてお話していきます。
iDeCo（イデコ）とは、自分で決めた額（掛金）を積み立てて運用し、６０歳以降に受け取る個人年金のことです。
公的年金（国民年金・厚生年金）にプラスで貰える「もうひとつの年金」です。
加えて、大きな税制優遇（積み立て時・受け取り時の所得控除・運用益が非課税）が受けられます。
【 ２０２２年４月１日法改正 】
iDeCoの受取開始時期の選択肢が広がりました！
2022年3月末までは、60歳から70歳まででしたが、今回の法改正で4月1日からは、70歳から75歳までが幅が広がりました。
しかし、70歳でも直近の生活費にはまだ余裕があり、非課税で運用できるメリットを最大化し、
もっと運用を続けてさらに資産を増やした後で受け取りたいと考える方も多くいます。
そのような方は、今回の改正で最大で75歳まで受取開始を遅らせることができるようになります。
【 ２０２２年５月１日法改正 】
iDeCoへの加入年齢が拡大しました！
2022年の改正前はiDeCoへ加入できるのは、60歳未満であることが条件になっています。
これが2022年5月1日からは、国民年金の被保険者であれば原則65歳未満まで加入できるようになります。
以下の方がiDeCoに加入できるようになります。
●60歳以上65歳未満の会社員・公務員等（第2号被保険者）の方
●60歳以上65歳未満で国民年金に任意加入している方
（年金の受取額が満額に達していない方が追加で年金保険料を支払っている方）
●20歳以上65歳未満で国民年金に任意加入している海外居住の方
（改正前は、海外居住者の方はiDeCoに加入できませんでしたが、
国民年金に任意加入していればiDeCoに加入できるようになります。）
加入年齢の拡大と受け取り開始期間の拡大で、幅広い年齢層の方のチャンスがでてきました！
この法改正をきっかけにイデコ加入をご検討されてみてはいかがでしょうか？
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