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年金を受給している従業員が退職した場合、失業給付と年金は両方受給できるのか!?

2021.09.02

厚生年金保険雇用保険

こんにちは!!テニス大好き飯田です。


今回も事業所からあった質問について記載したいと思います。


質問の内容は、60代後半で年金を受給している従業員が退職したのだけれど、雇用保険の失業給付年金はどうなりますか?とのことでした。


65歳以上で退職した場合は、失業給付は一時金となり、申請すれば被保険者期間が1年未満は給付日数30日分、1年以上は50日分を受給することができます。また、年金にも調整が入らずに、全て支給されます。


60〜64歳で退職した場合、失業給付は基本手当となり申請できますが、特別支給の老齢厚生年金とは併給することができませんので、特別支給の老齢厚生年金は全額が支給停止となります


そのようなことから失業給付を受給した方がよいのか、特別支給の老齢厚生年金を受けたほうがいいのかは試算してから決めると良いかと思います。失業給付の期限が切れて支給されなくなれば、特別支給の老齢厚生年金は給付されるようになります。なお、老齢基礎年金は繰り上げても影響を受けません。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さんにとって、素敵な一日になりますように!!

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