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新型コロナワクチンの接種を受けない従業員を解雇することはできるのか？

2021.06.19

その他労務管理

みなさまこんにちは、上地正寿です。

日本でもワクチン接種が徐々に進んでいますね。

インドやブラジルでは、ワクチン接種が始まった後に感染が増えていったようです。

日本が同じようにならないことを願います。

ワクチン接種者が増えることで収束してくといいですね。

さて、本日は、新型コロナワクチンを接種しない従業員を解雇できるのか？について書きたいと思います。

新型コロナワクチンを受けさせたいと考えている会社も多く、受けない従業員についての相談も何件かありました。

全従業員に新型コロナワクチンを接種させたいと考える会社も多いです。

「新型コロナのワクチン接種を拒否した従業員を解雇してもいいのでしょうか？」

これについての回答は、

ワクチン接種をしないことを理由に解雇はできません！

ワクチン接種は強制できるものではなく、あくまで本人の意思によるものだということです。

厚生労働省のHPにも以下の通りはっきりと書かれています。

接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、皆さまにお願いしています。仮にお勤めの会社等で接種を求められても、ご本人が望まない場合には、接種しないことを選択することができます。