皆さんこんにちは。
宮城です。
夜はあちらこちらでイルミネーションが光はじめましたが、未だに半袖なので違和感バリバリな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか？
さて、今日は中小事業主にはちょっと嬉しくないお話しを心ぐるしいのですがさせて頂きます。
題名にもありますが、パートなどの短時間労働者の方も社保に加入する可能性がでてきました。
現行の法律では、「従業員501人以上の企業で週労働20時間以上、賃金が月88,000円以上」の企業で上記要件を満たしたパートの方は社保加入の義務があります。
しかし今回政府が適用拡大に向けて基準を変更するようなニュースがありました。
今回変更になるところは、
従業員501人以上 → 50人超に変更
てな感じで話が進んでいるようです。
なので、現行法では50人以上の中小企業のパートの方が20時間以上働いて賃金90,000円程あっても社保加入の必要はありませんでしたが、予定通り基準が変わるとかなりのパートさんが社保加入になる可能性がでてきました。
最近は人手不足の影響もあり、パートの方でも週労働時間も長くなり、時給も高くなっています。そんな中で変更すると社保加入をしたくない、させたくない企業や労働者は加入要件を満たさないように働く時間を減らしたりすることになり、人手不足が更にひどくなったり、保険料は会社との折半なので会社経営にも影響があると思います。
その一方、加入者が増えことによるメリットも勿論あります。加入者が増えることにより保険収入が増えるので、公的年金の水準も上がると思いますし、加入することにより将来無年金っといった方も少なくなります。また今保険料を支払っている私たちの保険料負担が軽減する可能性もあります。
どちらにしもて今後の動きに目が離せないですね！
