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最低賃金以上かどうかの確認方法とは

2019.07.23

その他労働基準法

みなさまこんにちは、上地正寿です。

最低賃金の計算についての質問を受けましたので、ここでも紹介したいと思います。

●沖縄県の最低賃金

　1時間あたり７６２円　「平成30（2018）年10月3日から」

　※毎年10月頃に改定されます。

●対象者

　全ての従業員

　※産業別最低賃金に該当する業種を除きます。

●最低賃金額を下回る賃金で雇ってもいい場合

一般の労働者より著しく労働能力が低いなどの場合に、最低賃金を一律に適用するとかえって雇用機会を狭めるおそれなどがあるため、次の労働者については、使用者が都道府県労働局長の許可を受けることを条件に個別に最低賃金の減額の特例が認められています。

1. 精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い方

2. 試の使用期間中の方

3. 基礎的な技能等を内容とする認定職業訓練を受けている方のうち厚生労働省令で定める方

4. 軽易な業務に従事する方

5. 断続的労働に従事する方

●最低賃金の対象とならない賃金

（1）臨時に支払われる賃金（結婚手当など）

（2）1箇月を超える期間ごとに支払われる賃金（賞与など）

（3）所定労働時間を超える時間の労働に対して支払われる賃金（時間外割増賃金など）

（4）所定労働日以外の労働に対して支払われる賃金（休日割増賃金など）

（5）午後10時から午前5時までの間の労働に対して支払われる賃金のうち、通常の労働時間の賃金の
　　計算額を超える部分（深夜割増賃金など）

（6）精皆勤手当、通勤手当及び家族手当

　　※ここに記載のない労働の対価としての賃金は、すべて最低賃金の対象となります。

　　　例：住宅手当、職務手当、など

●【最低賃金の計算方法】

1. 時間給の場合

時間給≧最低賃金額（時間額）

2. 月給の場合

　月給÷1箇月平均所定労働時間　≧　最低賃金額（時間額）

　　例：月給125,000円÷1か月平均所定労働時間173時間＝　722円　→　☓

　　　　月給125,000円＋諸手当（例：職務手当）10,000円÷173時間＝　780円　→　◯

3. 前1〜2の組み合わせの場合

例えば基本給が時給制で各手当（職務手当等）が月給制などの場合は、それぞれ上の1、2の式により時間額に換算し、それを合計したものと最低賃金額（時間額）と比較します。

先週の土曜日・日曜日と2日連続で甲子園を決定する沖縄県予選を観戦してきました。
決勝戦は点の取り合いで逆転また逆転と緊迫した見所のある試合でした。両者とも一歩も譲らず延長戦までもつれこみ、4時間にわたる熱戦で沖縄尚学が興南高校を破り甲子園への切符を手にしました。
球場は異常に盛り上がり久しぶりにいい試合をみました。
各校の応援合戦もすごかったですし、席を探してさまよっている遅れて到着したカップルや、盛り上がっている親の側で退屈そうな小さな子供たち、満員の中座席に荷物を置いて隣に座らせないようにする人、フェンスの上で首を軽く降りながら求愛してフラれるハトなど、たくさんの人が集まる場所ならでは楽しさもありました。
沖縄尚学は甲子園でも全力を出してきてください。
両校ともおつかれさまでした。感動をありがとうございました。